SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

Amazonの認証情報を狙った攻撃は1日約100万通 プルーフポイントが追跡結果を公表

 日本プルーフポイント(以下、プルーフポイント)は、2020年8月以降、Amazon Japanのクレデンシャル(認証情報)や個人情報の窃取を狙った非常に大量のフィッシングキャンペーンを追跡した結果を公表した。

追跡結果の主なポイントは以下のとおり
  • Amazonは、認証情報を窃取するクレデンシャル フィッシングの攻撃キャンペーンに悪用されることが多いブランドで、このような攻撃キャンペーンのメッセージは、毎日何十万通も送信され、1日で100万通近くになることがある
  • 受信者やその組織に識別可能なパターンはないが、ランディングページは日本のIPからの訪問者のみを許可するようにジオフェンスが施されている。日本以外の場所のIPからのアクセスは、実際のAmazon Japanのログインページにリダイレクトされる

 メールメッセージは、Amazon Japanを装い、受信者に「アカウント所有権の確認」や「支払い情報の更新」のためにアカウントを見直すよう促してくるという。受信者がメッセージのリンクをクリックすると、Amazonを装ったクレデンシャル フィッシングのランディングページに誘導され、クレデンシャル(認証情報)、個人識別情報(PII)、クレジットカード番号などが収集されるとしている。

 また、メッセージは日本の組織と日本に拠点がある組織の両方に送られているとし、日本の受信者のみがクレデンシャルフィッシングページに誘導されるように、ジオフェンス(地理的境界線)が設定されているという。

 Amazonのような人気ブランドがクレデンシャル フィッシング キャンペーンで悪用されることはよくあるとしており、そのメッセージの量の多さは、他のAmazonブランドをテーマにした攻撃活動とは桁外れに多いとしている。

 さらに、このキャンペーンは継続的に行われており、毎日何十万通ものメッセージが送信される。10月中旬の時点では、1日に100万件以上のメッセージが見られることもあり、Emotetのメッセージ量に匹敵するという。(Emotetについては、こちら

 追跡結果の詳細は、プルーフポイントのウェブサイトで公開されている

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/13536 2020/10/21 20:15

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング