Snowflake(スノーフレイク)は、インテージテクノスフィアが、スノーフレイクのプラットフォームを採用し、パネルデータ提供・分析システムのアーキテクチャを刷新したことを発表した。
インテージテクノスフィアでは現在、Snowflakeを採用した新しいパネルデータ分析システムの開発を完了し、2021年の運用開始に向けて最終的なテストを行っている。テストケースでは他のDWH製品と比較して2~5倍の性能向上を確認し、トータルコストも3分の2程度と想定している。
また、Snowflake独自の「クローン」や「タイムトラベル」と呼ばれる機能を最大限に活用することで運用管理面も向上したという。クローンはデータをゼロコピーで瞬時に複製して利用できるようにする機能で、タイムトラベルは過去のある時点のデータをいつでも参照できる機能のことである。
インテージテクノスフィアは今回の採用を機に、グループ内に点在するDWHの集約や、顧客が直接アクセスできるAPIを提供できるよう、Snowflakeを顧客向けの安全なデータシェアリングプラットフォームとするなど、さらなる活用を検討しているという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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