バラクーダネットワークスジャパンは、「2021年のアプリケーションセキュリティの状況」と題するレポートを発表した。
レポートの概要
過去1年間で受けたアプリケーション脆弱性に起因する侵害は、平均2回
回答した企業の72%は、アプリケーション脆弱性に起因するセキュリティ侵害を1回以上受けているという。また、32%は、アプリケーション脆弱性に起因するセキュリティ侵害を2回、14%は、アプリケーション脆弱性に起因するセキュリティ侵害を3回受けている。
企業が直面しているアプリケーションセキュリティ関連の課題は、複数の攻撃ベクタからの保護の困難にとどまらない。
回答した企業は、アプリケーションセキュリティに関する主要な課題として、悪意のあるボット(43%)、サプライチェーン攻撃(39%)、脆弱性検出(38%)、およびAPIセキュリティ(37%)を挙げている。また、APAC(アジア太平洋地域)では、セキュリティ導入によるアプリケーション開発の遅延に関する懸念が他の地域よりはるかに大きく、44%となっているという。
過去1年間、アプリケーション脆弱性に起因するセキュリティ侵害の原因は、ボット攻撃である可能性が最も高い。
過去1年間、回答した企業の44%はアプリケーション脆弱性を悪用するセキュリティ侵害の原因がボット攻撃だとしている。
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