Oktaは、「Okta Verify」がOktaアカウントサインイン時のリスクベース認証に対応したことを発表した。
この新機能により、管理者は、エンドユーザーが組織にサインインしてOkta Verifyで認証する際のルール作成において、 サインインのリスクレベルを設定し、 指定されたリスクレベルに対応する認証を割り当てることができるという。
リスクレベルの設定は、下記のリスク要因に応じて3段階(高・中・低)から選択可能だとしている。
- 場所やIP情報の変則性
 - デバイス情報の変則性
 - 疑わしい脅威(DDOS、 ブルートフォースやパスワードスプレー攻撃など)
 
また、 リスクが高いと判断される認証が生じた際(中間者攻撃を受けやすいと判断された場合など)には、Okta Verifyのモードが自動的にナンバーチャレンジへ切り替わるという。 このように、リスクベース認証とOkta Verifyを組み合わせることで、リスクに応じた柔軟な防御措置を実現できるとしている。
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                    EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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