米ゼットスケーラーは、25日に日本法人設立と日本国内のデータセンター設置し、日本市場への本格的な参入と、事業戦略などを発表した。同社は、米国カリフォルニア州を拠点に、企業向けにSaaS型のアウトバンドセキュリティを提供しているが、この事業を日本のエンタープライズ市場で展開する。国内の販売代理店は、セキュリティ関連の製品やソリューションを取り扱うノックスと契約した。
同社の提供するサービスは、企業向けにクライアント環境のウィルスチェック、フィッシング対策、ボットネット対策、クロスサイトスクリプティングからの保護、URLフィルタリング、SNSやストリーミングサイトの接続制御、情報漏洩監視などを「ゼットスケーラークラウド」と呼ばれるデータセンターのプロキシノードを経由することで行うSaaS型のモデルを採用している。
SaaS型のウィルスチェックサービスは、エンドユーザー向けに提供されているものが存在するが、企業向けのサービスはソリューションやシステム構築の一環として提供されるものが多い。同社のサービスは、追加の機器なしでも「ゼットスケーラークラウド」に接続するだけで利用可能になるという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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