29日、ジャストシステムはエンタープライズサーチの最新版「ConceptBase Enterprise Search 1.2」を発表した。発売は6月30日から。ジャストシステムのエンタープライズサーチ製品は、業務利用を目的とし、高精度な日本語検索機能が特徴だ。検索機能には、文書の構造を検索に指定できる構造指定検索や、検索結果の表示順位を制御するランキングコントロール機能などがある。標準検索テンプレートは、設定ファイルを変更して、業務に合わせた最適な検索を可能にする。
「ConceptBase Enterprise Search」は、他社のOSやシステムソフトウェアと連携するために、各種コネクタも用意される。コネクタにはWindows Server 2008、Lotus Notes/Domino 8.5、Oracle 11g、SQL Server 2008、DB2 9.5などがある。
また、業務の目的や規模に応じて、「ConceptBase Enterprise Search 1.2」、「ConceptBase Enterprise Search Workgroup Edition 1.2」、「ConceptBase Enterprise Search Basic Edition 1.2」の3つのエディションがある。Enterprise Searchは、登録文書数や利用範囲の制限がなく、テラバイト級の大規模なサーバーにも対応する。価格は1サーバーあたり800万円。Workgroup Editionは、登録可能な文書数が100万文書、インデックスが200個、導入企業内での利用制限がつくもので、価格は1サーバーあたり500万円。Basic Editionは、登録可能な文書数が25万文書、インデックスが100個まで、利用範囲は導入企業内となっており、価格は1サーバーあたり200万円となっている(価格はどれも税別)。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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