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あたらしいSQL Server/Denaliの世界

トレースはもはや古い?SQL Server 2012 の拡張イベント(前編)

#011


 イベントがキャプチャされるとイベント データがターゲットに出力されますが、イベント sqlserver.sql_statement_completed がキャプチャされた場合どのようなデータが出力されるのでしょうか。これを確認するにも動的管理ビューを確認します。使用する動的管理ビューは sys.dm_xe_object_columns になります。

 上記のステートメントを実行した結果が次の表になりますが(一部の列を省略しています)、sql_statement_completed のイベント データは6個の列データがイベント データとして出力されることになります。しかしこれだけではイベントがキャプチャされた時にどのようなステートメントが実行されたのか分かりません。そのような場合にアクションを使用します。

 イベント キャプチャ時にアクションを追加することで追加の列を含めることができます。次の DDL はイベント sqlserver.sql_statement_completed がキャプチャされたときに SQL のステートメントをイベント データとして含めるようにしたものです。

 アクションも sys.dm_xe_objects を参照することで使用できるアクションを確認することができます。

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この記事の著者

坂輪貴行(サカワ タカユキ)

  日本マイクロソフトの Premier Field Engineering 部にて、SQL Server ユーザーの支援を行う。前職はシステム エンジニアであり、長く Sybase を使用したプロジェクトに従事。業界歴 14 年の月一ゴルファー。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://enterprisezine.jp/article/detail/3629 2012/02/10 18:21

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