SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

「内部統制特需」はまだまだこれから?IDCジャパン予測にみる内部統制市場の希望的観測

 IT専門調査会社のIDC ジャパン株式会社が、財務分野の内部統制関連市場規模予測を発表している。このレポートでは、会社法および金融商品取引法の定める内部統制について、ユーザー企業の内部統制システム導入/整備事例、財務分野のコンプライアンスと内部統制の関係、非財務分野のコンプライアンスと内部統制の関係、内部統制システム有無別コンプライアンス関連製品/サービス導入状況などを分析した上で、財務報告に係る内部統制関連市場(J-SOX法対策含む)の投資規模を予測し、国内コンプライアンス市場規模全体との比較を行っている。

 J-SOX対応では、ユーザー部門が担う業務処理統制と、主に情報システム部門が担う全般統制の連携が必要だが、レポートでは、「実際のプロジェクトを見ると、監査人、経営者、ユーザー部門、情報システム部門の連携が不十分なケースが見受けられる」と報告されている。また、IDC Japan ITスペンディングのリサーチマネージャーである笹原 英司は「ベンダーは、企業内および企業間の情報連携/共有により不正の未然防止を図る内部統制支援ソリューションを開発し、連結子会社や外部委託先の管理で課題を抱えるユーザー企業に提供すべきである」と述べている。

 なお、財務分野の内部統制関連市場規模は、2012年には3751億円へ拡大すると予測されている。本レポートをポジティブに捉えるならば、「ITベンダーの内部統制特需は、J-SOX適用後数年後に本当のピークがくる」と読めなくもない。
 

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/423 2008/06/05 18:41

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング