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トリマーからデータセキュリティ・スペシャリストへ!ブルーコート髙岡隆佳さん

2016/09/15 07:00

 シマンテックと統合されるブルーコートシステムズ合同会社。そこでデータセキュリティ・スペシャリストとして活動している髙岡隆佳さんは、セキュリティ、ネットワークエンジニアからいったんIT業界を離れてペット専門の美容師「トリマー」を目指した変わり種だ。再びセキュリティの世界に戻りエバンジェリストとしても活躍する髙岡さんに、これまでのキャリアやセキュリティの今後について話を訊いた。

「カリスマトリマー」を目指しカナダに留学

 ブルーコートシステムズの髙岡隆佳さんは、大学時代は生物学科で細胞学の専攻していた。卒業後の進路は、研究者になるか食品会社などに就職するかと考えていた。ところが就職活動時に出会いがあった。たまたま参加した合同企業説明会で、カジュアルなポロシャツを着た人が会社の説明をしていたのだ。それは横須賀のネットワーク関連商材を扱うSI会社だった。

ブルーコートシステムズ合同会社 データセキュリティ・スペシャリスト 髙岡隆佳さん 

ブルーコートシステムズ合同会社
データセキュリティ・スペシャリスト 髙岡 隆佳さん

 「日本企業のようには見えず、ベンチャーぽい印象を強く受けました」(髙岡さん)。ネットワークはもちろんPCすらよく知らなかったが、説明会でのインパクトの強さでこの会社を選んだ。

 就職先は新人を甘やかしてくれる環境ではなかった。独学でITを学び苦労しながら業務をこなす日々が始まった。最初の仕事は携帯電話会社の研究所でのバックボーンネットワーク管理者だった。

 「ネットワークレイヤーの物理層からデータリンク層、ネットワーク層、またバックボーンサーバ(プロキシ、メール等)までの面倒を見ることになりました。2年半ほどここで働き、強制的にネットワーク管理のスキルを身に付けることになりました」(髙岡さん)

 その後は本社に戻り、「NetScreen」というファイアウォール製品を担当することになる。当時はまだセキュリティ関連のビジネスは走りの頃。販社の立場で、ファイアウォール製品導入の仕事をした。

 ファイアウォールに関わる仕事は3年半ほど続いた。そんな頃に転機がやって来る。交通事故で骨折をしてしまい入院してしまう。入院中は時間が余るほどある。そこで人生を自問自答することに。当時は26歳、30歳までに何か違うことをしようと考えたのだ。

 もともと生物学科に進んだのは、動物が好きだったから。そこで何か動物と関われる仕事に就こうと考え、目指すことにしたのはITやネットワークとはまったく関係のない「トリマー」だった。

 「最短のパスでトリマーになるには、日本で専門学校に通うよりも海外留学するほうがいい。そこでワーキングホリデーのビザを取り、留学することにしたのです」(髙岡さん)

 留学先はカナダのトロント。ここでトリミング技術を身に付ける。めきめき技術を身に付け、トリマーとしての実績を積んでいった。留学の後半ではトリミングの仕事をしながら、知り合いに頼まれWebデザインを行ったりブログを書いたりもした。

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著者プロフィール

  • 谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

    EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーター ブレインハーツ取締役。AI、エキスパートシステムが流行っていたころに開発エンジニアに、その後雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダの製品マーケティング、広告、広報などを経験。現在は、オープンシステム開発を主なターゲットにし...

  • Security Online編集部(セキュリティ オンライン ヘンシュウブ)

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