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クラウドを武器にデジタル化を推進、「1人情シス」がいま脚光を浴びる理由

アプリケーションの開発だけでなく、ビジネスの開発もアジャイル化

 「世の中の体温をあげる」ことを目指し、食べるスープの専門店「Soup Stock Tokyo」やセレクトリサイクルショップの「PASS THE BATON」、ファミリーレストラン の「100本のスプーン」など、さまざまなビジネスを展開しているスマイルズ。スマイルズの従業員はおよそ270名、アルバイトは1,400名という体制だが、ここもまたほぼ1人情シス体制でITシステムを運用している。その体制でもビジネスを拡大し、ダイナミックな成長を続けているのだ。

日本マイクロソフト マーケティング & オペレーションズ クラウド & エンタープライズビジネス本部 エグゼクティブ プロダクト マネージャー 相澤克弘氏

 スマイルズでは、消費者に近いところで多様なビジネスを展開している。それらのビジネスを成長させるには、消費者ニーズの変化をいち早く掴む必要がある。ニーズを把握し適切な商品の入れ替えを行う。さらには、時間帯や気象状況などによってもサービスの内容を変え、顧客の関心を得られるようにする。そのような施策を実現すには、さまざまなデータ活用が必須だ。

 そのためにスマイルズでは経営分析、Eコマースでの顧客行動分析など、積極的にITシステムの活用を行っている。ここで利用しているのもAzureだ。クラウド環境の特性を生かし、店舗の増加などにも柔軟に対応できることが評価ポイントの1つだった。さらにAzureを活用することで、アプリケーションの開発だけでなくビジネスの開発もアジャイル化し、迅速な対応が可能となっている。

 「スマイルズでは基盤となる仕組みがAzureとなり、新規システムの開発も迅速に行えるようになっています。店舗での温度センサーの活用といったIoTの取り組み、機械学習なども使った需要予測など、最先端の取り組みにも迅速にチャレンジしています」(相澤氏)

 1人情シスで「ITシステムのお守りをやらされている」のではなく、積極的に新しいITの活用にチャレンジしている好例だろう。クラウドを使えば、ダイナミックにITシステムを変えることができる。クラウドに対してそういった評価を、スマイルズではしているそうだ。

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この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

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