富士通は8月16日、同社の英国子会社であるFujitsu Servicesが、世界最大規模のニュース配信社であるReuters(ロイター)と、社内 ITサービスの提供に関する大型契約を締結したと発表した。
大型かつグローバルな契約となる今回の契約は、ロイターの世界100ヶ国以上の従業員約17,500名に対し、10年間に渡ってサービスを提供するというもの。受注額は約1,100億円で、契約にはロイター従業員のFujitsu Servicesへの転籍も含む。
この契約についてロイターのCIO、David Lister氏は次のように述べた。「ロイターのITインフラサービスにフレキシビリティをもたらす施策であり、激しく変化するビジネスニーズに対応するために必要。全世界で働くロイターの社員すべてにメリットがある。」
またFujitsu Servicesのチーフ・エグゼクティブ、David Courtley氏は「富士通にとって大きな意味をもつ契約。世界規模のビジネスを行うロイターの生産性と競争力の向上に貢献すると同時に、今後の標準になるような事例としたい」と語った。
【参考】 Fujitsu appointed to transform Reuters IT infrastructure(プレスリリース)
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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