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2024年はAIがマルウェアや悪質なウェブサイトの作成ツールに──マカフィーが脅威動向を予測

 マカフィーは、2024年のサイバーセキュリティ脅威動向予測を発表した。詳細は以下の通り。

  1. 2024年の選挙を妨害するディープフェイク:米国大統領選挙、インドの総選挙、欧州連合(EU)の議会選挙など、AIが生成した音声、動画、写真などディープフェイクによる詐欺が増加する中、有権者は情報の真偽を見極めることが求められる
  2. ソーシャルメディア上のAI詐欺に注意:AIにより、サイバー犯罪者がソーシャルメディアを操り、世論の形成に影響を与える可能性があるという。また、詐欺師は、AIを活用した強力なツールで写真、映像、音声を捏造。こうして作られた偽の情報はソーシャルメディアで大量に発生すると予測される
  3. 子どもたちの間でネットいじめが増加:2024年に向けて、ディープフェイク技術を悪用するネットいじめが再び増えると予想される。ネットいじめをする子どもたちは、噂を広めるだけでなく、パブリックドメインで入手可能な画像を操作し、偽造画像を再投稿できるようになったとしている
  4. 寄付の危険性:サイバー詐欺師は偽の寄付サイトを立ち上げたり、善意の寄付者をだましたりして、正当な活動を支援しているかのように見せるために偽のページを作成する。2024年には、特に紛争や人道危機に関連する詐欺が増えると予想される
  5. 新種のマルウェア、声と映像のクローン詐欺がAIにより加速:AIはマルウェアや悪質なウェブサイトを作成するためのツールになるという。このような脅威への参入障壁が低くなるにつれて、詐欺師はあらゆるプラットフォームの人々を標的にし、特にモバイル端末での脅威が高くなるとしている
  6. 2024年パリ五輪に向け詐欺が急増:2024年、オリンピックをめぐる世界的な興奮は、詐欺の温床になり得るという。サイバー詐欺師は、チケットの購入、旅行の予約、話題のコンテンツへのアクセス、景品への参加などを行うファンをターゲットにして、人々を脅威にさらすと予想される

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