トラストバンクとRecursiveは、持続可能な社会の実現を目指し、AI技術を活用した地域創生推進に関する戦略的な協業の基本合意書を締結した。
両社は初期段階として、ふるさと納税事業において協業を推進するという。Recursiveが有する独自のAIテクノロジーを活かし、トラストバンクが運営するふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」上の返礼品をより選びやすくするなど、寄付者の利便性向上とパーソナライズ化を推進できるコンシェルジュ型AI機能「チョイスAI」の開発に着手。これにより、ふるさとチョイス独自の寄付体験や地域貢献といったユーザー体験の向上を図り、利用継続率を高めることで、持続可能な地域創生を推進していくという。
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コンシェルジュ型AI機能の仕組み(イメージ)
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今後、ふるさと納税事業以外の地域創生における連携も視野に入れて地域経済の課題解決に取り組むことで、持続可能な地域社会の実現を目指していくとのことだ。
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