電通総研は、ふくおかフィナンシャルグループが、IT資産の脆弱性を継続的に監視し、攻撃可能性を検証するASM(Attack Surface Management)ツールとして、「ULTRA RED(ウルトラレッド)」を導入したと発表した。

ULTRA REDは、過去10年以上のダークウェブなどのアンダーグラウンドの脅威情報をもとに、企業のアタックサーフェスを外部の攻撃者目線で検出するクラウドサービス。ふくおかフィナンシャルグループでは、デジタル化の進展によってインターネットで提供するサービスが増加しているという。従前よりサイバー攻撃のリスクを経営上の重要リスクとして認識し、さらなるサイバーセキュリティ対策の強化を図るべく、脆弱性管理の実効性向上が見込まれるULTRA REDを採用、導入パートナーとして電通総研が選定されたとしている。
【関連記事】
・過去1年以内に65%の組織がクラウド関連のセキュリティインシデントを経験──チェック・ポイント調査
・ランサムウェア感染後に「システムを完全復旧できなかった」企業が7割を超える──ITR調査
・「Tenable One」が機能強化、サイロ化したセキュリティツールをAI駆動で統合管理可能に
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア