キンドリル(Kyndryl)は、AWS Transformのエージェント型AI機能を活用して、メインフレームアプリケーションをモダナイゼーションし、Amazon Web Services(AWS)へのデータ移行を支援する新たなアドバイザリーおよび実装サービスを発表した。
エージェント型AI機能により、企業がメインフレームアプリケーションをAWSクラウドプラットフォームへ統合・移行するプロセスを簡素化させるという。この取り組みの一環として、同社は社内の専門家に対するAWS向けのAIスキル教育を進めているとのことだ。
ソースコードやドキュメントの探索、分析は時間がかかり、エラーが発生しやすい作業だが、AWS Transformはエージェント型AIによって複雑なコード用語を翻訳する機能を備えており、アプリケーションドキュメントの理解と作業効率を向上させるという。キンドリルの予測によると、AWS Transformを大規模なモダナイゼーションおよび移行プロジェクトに適用することで、プロジェクト期間を最大で約3分の1に短縮できる可能性があるとのことだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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