オラクルは米現地時間1月13日、APEXローコード・アプリケーション開発プラットフォームをマネージド・クラウド・サービスとして提供することを発表した。
「Oracle APEX Application Development」は、Webおよびモバイル・アプリケーションを作成するためのブラウザ・ベースのサービスとして、「APEX」の機能を拡張したものである。従来のAPEXプラットフォームは「Oracle Database」の一部としてのみ利用可能だったが、APEX Application Developmentは単体のサービスとして利用できるという。
このサービスは、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」において利用可能で、500人以上のユーザーと無制限のアプリケーションをサポートし、必要に応じて容量を追加拡張することが可能だとしている。興味のある開発者は、「Oracle Cloud Free Tier」に新たに含まれるAPEX Application Developmentサービスを利用することで、ローコード・アプリケーション開発を無償で開始できる。
また、Oracle APEXアーキテクチャはデータベースと緊密に統合しているため、アプリケーションとデータベース間の往復が10分の1に削減されるという。これにより、エンドユーザー側での応答時間が大幅に高速化されるため、SQLをフル活用することができるとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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