Okta Japanは、弁護士ドットコムが提供する「クラウドサイン」と「Okta Integration Network」(OIN)が統合したことを発表した。
OINとの統合が完了したことにより、組織や企業のIT管理者は、Oktaを使ったアプリケーションのシングルサインオン(SSO)の設定作業において、数クリックでクラウドサインを利用するための設定作業を完了できるという。
組織や企業で利用するアプリケーションの数が増えており、利用者への迅速なアプリケーション展開と安全なアクセスを提供することがIT管理者に求められている。OINとの統合により、IT管理者は、アプリケーションをSSOに追加する作業時間のスピードと効率を向上させることができるとしている。
Okta Japan株式会社の代表取締役社長、渡邉崇氏は、「今回、クラウドサインのOkta Integration Networkへの統合完了を歓迎いたします。国内の電子契約市場でトップシェアを持つクラウドサインとOINの統合が完了したことで、Oktaユーザーの企業様がクラウドサインの利用に際し、SSOの実装にかかる工数と期間を大幅に削減できます。一方、OINを活用することで、SSOの実装だけではなく、280超のアプリケーションへのプロビジョニングの実装も速やかに行うことができます。今回の統合は、Okta Japanが先日発表した国内ベンダー製アプリのOIN統合プログラムの推進において大きな一歩となります」と述べている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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