富士通とパロアルトネットワークスは、日本国内におけるゼロトラストネットワーク事業で協業することに合意した。
本協業により、「Prisma Access」と富士通のネットワーク構築や運用におけるマネージドサービスを組み合わせることで、ゼロトラストネットワーク基盤上のトラフィック制御や認証をはじめとする多様な機能設定の一元管理や更新を可能とし、ゼロトラストネットワーク環境の最適化を実現するという。
また富士通は、「FUJITSU Work Life Shift」を提供する中で、ゼロトラストネットワークソリューションのひとつとして、日本国内の顧客へのPrisma Accessの導入およびネットワーク環境の最適化などを支援する「FUJITSU Managed Infrastructure Service FENICS CloudProtect Zero Trust Network powered by Prisma Access from Palo Alto Networks」を提供する。
これにより、ニューノーマル時代のデジタルインフラを実現するソリューション強化を図り、柔軟なネットワークとより強固なセキュリティ基盤を必要とするニーズに対応するという。
両社は、今後、日本国内におけるゼロトラストネットワーク事業を拡大し、2024年3月末までに日本国内での売上100億円を目指すとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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