日立ソリューションズ東日本と新明和ソフトテクノロジは、7月12日より、両社がそれぞれ提供するIoT/データ分析ソリューション「WellLine」と、製造現場の稼働データをリアルタイムに収集する「Nazca Neo Linka」の製品連携を開始した。

両サービスが連携することで、分析に必要となる複合的な情報の組み合わせ評価から、稼働率低下の原因や品質に関する情報までの多面的な分析が可能となり、製造現場におけるDXを促進するという。
具体的には、「Nazca Neo Linka」により収集されたデータを、クラウド環境上で稼働する「WellLine」に取り込むことで標準提供するアンドンをはじめ、各種分析画面での表示が可能になり、IoT導入の課題の一つであるデータ収集手段の拡張と、煩雑なデータ収集の負担を軽減。また、「Nazca Neo Linka」のデータ収集により、「WellLine」に取り込むデータの種類が増加するため、稼働状況だけでなく、品質改善や設備の故障予兆検知などが可能となり、データ活用の範囲が拡大するとしている。
今後両社は、協力してソリューションを展開。販売計画値として、2024年までに累計10億円以上の売上を見込んでいるという
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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