東芝デジタルソリューションズとウイングアーク1stは、「Meister Apps 現場作業見える化パッケージ」と「MotionBoard」を連携した、作業分析支援テンプレートを開発。「Meister Apps 現場作業見える化パッケージ」の新たなサービスとして、7月2日より、東芝デジタルソリューションズが提供を開始することを発表した。
両サービス連携の特長
- 多種多様なビジュアライズで作業分析を強化:作業分析を支援する画面テンプレートを提供。現場の改善活動に合わせたカスタマイズを実施した上での利用も可能となり、「MotionBoard」の画面部品を利用して画面を構成することで、分析に要する工数を削減することができる
- 改善に向けた対策が打てるアラート通知・レポート出力:画面上に最新のデータが常時表示され、アラート通知やレポート出力機能を活用することで、非効率作業や改善箇所を把握。これにより、作業改善に向けた作業負荷の調整などっといった、マネジメントを支援する
- 複数現場のデータをクラウドで収集し、改善へ貢献:複数現場の作業データをクラウドで収集・統合することで、作業員のリソース調整や、作業実績管理を効率化。また、現場間でデータを比較することで、現場特有の課題を抽出することが可能となる
これらの連携機能は、オンプレ版、クラウド版ともにオプションサービスで提供。最小構成は作業員5名から利用でき、複数の製造現場や建築現場、物流倉庫、大型商業施設など、大規模なエリアへの導入も可能だとしている。
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