インフォマートは、東京工業大学における教職員の発注、検収、請求業務のプロセス改革を目的とした業務デジタル化に向け、同社が提供する「BtoBプラットフォーム TRADE」「BtoBプラットフォーム 請求書」を利用した実証実験を、11月1日より開始することを発表した。
今回の実証実験は、同社が提供する「BtoBプラットフォーム TRADE」と「BtoBプラットフォーム 請求書」を試験的に導入し、東京工業大学における発注、検収、支払処理といった業務プロセスの効率化とデジタル化の有効性を検証するものだという。本実験により、従来紙で行っていた受発注業務をデジタル化し、東京工業大学教職員の業務効率化、ペーパーレスの実現、ひいては学内のDX推進を目指すとしている。
実証実験の概要
- 期間:2021年11月1日~2022年4月30日
- 対象業務:見積もり、発注、納品、検収、請求、支払い
- 利用サービス:「BtoBプラットフォーム TRADE」「BtoBプラットフォーム 請求書」
- 対象部署:財務部
- 対象取引先:4社
同学 財務部主計課 塩屋仁史氏は、「現在本学の経理処理については大半が紙ベースで行われており、電子化が進んでいない状況ですが、今回の実証実験において見積・発注・受注・納品・受領・検収および請求に至る一連の業務についての電子化を行うことによる、業務の効率化による作業時間の軽減、書類保管場所の節約等について確認することで、今後の教員の研究教育時間の確保や経理業務の処理時間の削減などにつながることを期待しています」と述べている。
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