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日立システムズ、分散処理基盤サービス「App Bridge Executor」を提供開始

2012/03/02 14:00

日立システムズは、クラウドサービスも含めたアプリケーションの開発・運用を支援するミドルウェアサービス「App Bridge」のラインアップを強化し、「Windows Azure」などのパブリッククラウドやオンプレミスなど、分散したIT環境下における業務処理をインターネット経由で実現するサービス「App Bridge Executor」の提供を、2012年4月から開始すると発表した。 
 

日立システムズは、「仮想プライベートクラウド」事業の一環として、2011年4月にパブリッククラウドを含めた遠隔地のサーバーをインターネット経由でリモート監視できるSaaS型の統合監視サービス「App Bridge Monitor」の提供を開始し、同年10月には、マイクロソフトの「Windows Azure Platform」の「SQL Azure」に対する監視サービスを開始してきたという。
 
今回はそれに加えて、「Windows Azure」をはじめとするパブリッククラウドやオンプレミスなど、分散したIT環境下におけるシステム連携を実現し、コストや運用負荷の軽減、処理能力の向上に寄与する分散処理基盤サービス「App Bridge Executor」の提供を開始するという。

「App Bridge Executor」は、ジョブキュー型のプログラム実行基盤であり、プログラムの実行に必要な各種データ(入力ファイル、処理結果など)を「App Bridge Executor」が転送するという。すべての通信、データ転送は、インターネット(https)経由で実施されるためVPN接続は必要なく、実行されるプログラムは遅延の影響を受けないという。そのため、利用者は処理の実行場所を意識することなく、容易に分散処理を実現することができるとしている。

また、「App Bridge Executor」はパブリッククラウドに対応しているため、オンプレミスで投入したジョブを「Windows Azure」で実行したり、「Windows Azure」で投入したジョブをオンプレミスで実行するなど、パブリッククラウドを活用した業務処理を容易に開発でき、パブリッククラウド、データセンター、オンプレミスなど、多様なIT環境・拠点を活用したシステムを低コストで構築・運用できるという。

発表によると、このサービスの特徴は次の通り。

・分散したIT環境下におけるシステム連携を容易に実現。
・後続ジョブの動的制御など、従来にない柔軟な分散システムデザインを提供。
・標準的なネットワークを使った容易な導入(httpsによる通信、グローバルIPアドレス不要)。
・「App Bridge Executor」の専用Web画面によるプログラムバージョン管理、実行管理。
・専用の開発テンプレートとデバッグツールによる短期間でのプログラム開発。

なお、「Windows Server 2003」と「Windows Server 2008」対応が2012年4月より、「Windows Azure」対応が2012年6月より提供される予定。

■ニュースリリース
http://www.hitachi-systems.com/news/2012/20120227.html

■App BridgeのWebページ
http://www.hitachi-systems.com/ind/appbridge/  

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