日本コンピュウェア株式会社は、サーバーやストレージ、ネットワークなどITシステムの状態を監視し、実際の業務やサービスへの影響度合いをリアルタイムにグラフや数値などで可視化するビジネス・サービス管理の新製品「Vantage Service Manager」の販売および出荷を開始する。価格は100モニタリングユニットライセンス込みで、2,093万円から。
「Vantage Service Manager」は、ITシステムの運用管理担当者から、ITシステムの効果を測る管理職、常時ビジネス状況のリアルタイムな把握が要求される経営者まで、企業の全ての階層に最適なビジネス・サービス運用管理ソリューション。各種監視ツールによって収集したIT情報と、構造化した実際の業務やサービスの定義を「Vantage Service Manager」上の設定画面でマッピング入力することで、ITシステムと実際の業務やサービスを連携する。連携されたデータは、経営者、サービスマネージャ、運用者がそれぞれ必要な項目や単位、表示形式にカスタマイズできるダッシュボード上でグラフや数値に変換し可視化することができる。このダッシュボードにはITシステムの稼動状況とともにエンドユーザーへのサービス状況を地図上で表示したり、拠点や地域ごとのサービス利用状況を時間軸上にグラフ表示したりすることも可能だ。
また、本製品は日本コンピュウェアの運用監視ツール群「Vantageシリーズ」をはじめとする、各社のITシステム監視ツールに対応しており、これらを併用することで、ビジネスやサービスの視点からITシステムの運用管理を行うことができる。