「NX7700x/A2080H-240」は、最大15コアの最新CPUインテル Xeonプロセッサ E7 v2製品ファミリーを16プロセッサ(240コア)搭載可能で、大規模演算処理能力を効率よく利用できる柔軟な拡張性を実現しているという。
これにより、エネルギーの需要予測やインフラ設備の劣化予測など社会インフラ分野のIT基盤や、企業内の複数業務を効率的に運用する統合システム基盤として活用が可能だという。
「NX7700x/A2080H-240」の主な特徴は次のとおり。
1. クロスバー構造採用による柔軟な拡張性を実現:サーバ筐体に複数のブレードサーバを搭載可能なクロスバー構造を採用し、高さ18Uに最大8枚のブレードサーバを搭載することが可能。物理パーティション機能により、ブレード単位で結合・分割することも可能。これにより、容易に性能の追加・分割が可能になるとともに、分割した各システムにおいて障害が発生した場合でも、障害の波及や他システムの停止を回避することが可能。
2. 最大16プロセッサ(240コア)、12TBの大容量メモリを搭載可能:1CPUあたり15コアの、最新のインテルプロセッサを最大16個(240コア)、メモリ容量は最大12TBのまで拡張可能。
3. 自己診断や耐障害機能により高信頼基盤を実現:CPUコアやメモリを監視し、ハードウェア障害の際でもサーバ筐体に搭載された「AnalysisEngine」により障害箇所の特定や障害原因や対策を管理画面に明示する自己診断機能を搭載。また、耐障害機能により、I/Oエラーが発生した場合でも、リトライ処理の実施や、対象のI/Oカードをシステムから切り離すことで、直ちにシステムを停止することなく業務を継続することが可能。