「Tibero 6」は、独自の「ハイパースレッド・アーキテクチュア」を用い、従来ボトルネックとなっていたプロセス、特に入出力制御プロセスを多重化したスレッド構造を持っている。
これはセッションが増加するほど安定した性能を発揮するという、ビッグデータ時代の大容量データに対応できるものだという。
また、処理の遅延を招く「共有プールの断片化」を最小限にする「階層共有プール機能(方式)」が高速化を加速し、さらに「暗号データアクセス機能」により、TDE列でも範囲検索をサポートし、安全性と高速性の両立を実現したとしている。
「Tibero 6」の提供においては、特にクラウド・サービス事業者やクラウド・インテグレーターといった、クラウド・サービスを普及させている企業との連携を強めていくという。