「Blue Coatクラウドサービス」は、「Global Intelligence Network(GIN)」を利用したURLフィルタリングをはじめ、アンチウイルスやWebアクセスレポートなどBlue Coat Systems(ブルーコート社)の実績ある各種機能をクラウド上で利用できるサービス。
クラウドで提供することにより、ソフトウェアのインストールや機器の導入が不要なため、スモールスタートが可能でコストを最小限に抑えることができるという。
「Blue Coatクラウドサービス」は、パソコンに加えタブレット端末やスマートフォンにも対応しており、日本を含め全世界30か所以上に展開するアクセスポイントを利用することで、社内外問わず全ての拠点で統一ポリシーのセキュリティを適用できる。
また、全世界7,500万人以上が利用する「Global Intelligence Network(GIN)」を利用したURLフィルタリング機能により、世界中のマルウェア配布サイトやC&Cサーバ等の脅威情報をフィルタリングデータベースに即座に反映することで次々と発生する最新の攻撃も防御し、強固な標的型攻撃対策を実現するとしている。
富士通SSLでは、国内外に複数拠点を持つ企業をはじめ、小人数での利用が想定される中小企業に向け「Blue Coatクラウドサービス」を提供していくという。
また、同社のセキュリティ専門家がWebアクセスログの分析を行う「マネージド・セキュリティサービス(MSS)」をあわせて利用することにより、Webアクセスを起因としたセキュリティインシデントを早急に発見し適切な対処を実施することが可能となるという。
「Blue Coatクラウドサービス」の特徴は次のとおり。
1. URLフィルタリングにより強固な標的型攻撃対策を実現:「Global Intelligence Network(GIN)」は、日々10億件のWebアクセス要求を解析し、インターネット上の脅威へのアクセス330万件を遮断する、50か国以上の言語に対応したURLフィルタリング。世界中の脅威情報をフィルタリングデータベースへ即座に反映し、強固な標的型攻撃対策を実現。
2. 外出先でも社内と同様のWebアクセスコントロールが可能:インターネットへ接続する通信を「Blue Coatクラウドサービス」のデータセンターへVPN接続することで、外出先でも社内と同様のセキュリティポリシーでWebアクセスをコントロール可能。
3. 海外を含む全ての拠点でサービスを利用可能:「Blue Coatクラウドサービス」のアクセスポイントは世界各地に設置されているため、海外拠点や海外出張先でも利用可能。拠点が国内外にあっても、全社で統一したWebアクセスコントロールを実現。
4. Webアクセス証跡の取得が可能:「Blue Coat Reporter」でWebアクセス証跡のレポートを出力。さらに、セキュリティ専門家がログ解析を行う「マネージド・セキュリティサービス(MSS)」により、インシデント発生時も早急な対応が可能。