SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

2016年度のRPA市場は前年度比4倍の急成長、2021年度には約10倍規模に――ITRが予測を発表

 RPAとは、従来まで人間のみが対応可能と考えられてきたコンピュータ操作をソフトウェア(ソフトウェアロボット)に代行させることで業務の自動化を支援する製品であり、繰り返しの多い定型業務の高速化や人為ミスの削減、人手不足の解消などの効果が期待されている。

 2010年代半ば以降、金融・保険業など一部の業種で採用が進んでいたが、近年、働き方改革に対する関心の高まりや参入ベンダーの拡大、IT知識の乏しい現場スタッフでも利用できるロボット開発環境の登場などにより、導入意欲は他業種でも急速に高まっている。今後はAIシステムとの連携が進み、より高度な自動化が実現されることが見込まれる。

 2016年度の売上金額は8億円、前年度比4倍増と急速な伸びを示した。2017年度も同2.5倍増と引き続き高い伸びを予測している。また、2018年度には2016年度の5倍強となる44億円、2021年度には同10倍強となる82億円と、今後も継続的な伸びが見込まれることから、CAGR(2016~2021年度)は59.3%を予測している。

RPA市場規模推移および予測

 ITRの取締役/シニア・アナリストである舘野真人氏は、「かつては一部の定型業務に限って利用されてきたRPAですが、労働人口の減少、働き方改革やAIの活用に対する関心の高まりなどにより、多様な業種・業態で導入が検討されるようになりました。とりわけ2017年度に入ってからは、製品の選択肢が拡大したことで、試験導入に踏み切る企業が急増しています。今後、先行導入企業の成果が広く知られるようになれば、導入意欲はさらに増進する可能性があります。企業の導入推進者は、RPAに適した業務の抽出に取り組む一方、将来の大規模導入に備えたガバナンスや管理の枠組みを構想することが求められます」とコメントしている。

 今回の発表は、ITRが発行する市場調査レポート「ITR Market View:AI/RPA市場2017」に詳細を掲載している。同レポートには、AI/RPA市場の全5分野を対象に、国内40ベンダーへの調査に基づいた2015~2016年度売上げ実績および2021年度までの売上げ予測を掲載している。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/9894 2017/10/05 18:20

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング