SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

週刊DBオンライン 谷川耕一

日本のデータベースエンジニアは自信をもってどんどん本場のOpenWorldに参加しよう


先週は、Oracle OpenWorldの取材のために、再び米国サンフランシスコを訪れていた。一週間前にはSalesforce.comのDreamforceで青く染められていた街はいっきにOracle Redに染め直され、街中のホテルもレストランも満杯という状態に。

ラリーのキーノートが火曜日になった理由?

 さて、そんなOracle OpenWorldで今回なんと言っても注目だったのは、Oracle Databaseの次期バージョン「Oracle Database 12c」の発表。そして、Oracle ExadataもバージョンアップされX3となり、なんと今回からは「In-Memory Machine」という新たな名称が授けられたのだった。既報の通り、どちらもキーワードは「クラウド」クラウドレディなデータベースに、クラウドレディなエンジニアドシステム。あまり強い口調ではなかったけれどCEOラリー・エリソン氏は先駆者であるセールスフォース・ドットコムを批判し、社内的にはどうやら相手にするなと止められていたそうだけれどSAP HANAにもけちをつけていた。このあたり、まだまだ「ラリーは健在だな」と思わされたところ。

 ここのところ、エリソンCEOのキーノートセッションは、プロローグの日となる日曜日の夕方と水曜日の午後の2回というのが定番だった。ところが今回は、2回目の講演は火曜日の午後。その理由は、どうやらこれのせいらしい。

★写真 p1.jpg セールとマストがないと分かり難いけれどこれが実際のレース艇
セールとマストがないと分かり難いけれどこれが実際のレース艇

 そうOpenWorld開催週の週末から、エリソン氏がOracleのビジネスよりももしかしたらご執心の、国際ヨットレースAMERICA'S CUPがサンフランシスコベイで開催されるのだ。早くキーノートを終えて、とにかくヨットに集中したかったのかなぁと勘ぐってみたり。

展示会場で一番盛り上がっていたのは。。。

 レポート記事のほうでは、ほとんど展示会の様子は伝えなかったので、ここでいくつか紹介しておく。まずは日本からの参加。もちろん富士通さんはもっとも大きなブースを構えていた。

写真 p2.jpg 富士通ブース
富士通ブース

 この他にも、NTTデータ、日立、そしてキヤノンもそれなりに大きなブースで展示を行っていた。

★写真 p3.jpg NTTデータブース
データブース
★写真 p4.jpg 日立のInspire the Nextは万国共通
日立のInspire the Nextは万国共通
★写真 p5.jpg キヤノンブースにはコピー機が置いてあったので、ドキュメント管理関連のソリューション紹介だったようだ
キヤノンブースにはコピー機が置いてあったので、ドキュメント管理関連のソリューション紹介だったようだ

 気になったところでは、mongoDBの10genがかなり大きなブースを出していたこと。そして、日本ではないだろうなぁと思われるAmazon Web Servicesもかなり目立っていた。

★写真 p6.jpg mongoDBのサインは会場でもかなり目立っていた★
 mongoDBのサインは会場でもかなり目立っていた
★写真 p7.jpg Amazonはブースは大きいけれど、モニターとキーボードだけというシンプルなレイアウト★
Amazonはブースは大きいけれど、モニターとキーボードだけというシンプルなレイアウト

 さて、こんな展示会場で、一番盛り上がったのはロンドンオリンピックの女子サッカーで金メダルを獲得したUSチームのフォワードとして活躍したアビー・ワンバック選手とディフェンダーのケリー・オハラ選手のサイン会だろう。開始時間前には、長蛇の列が。某社の広報担当者は、ワンバック選手に日本から来たと話しかけたら「澤によろしく」と言われたとか。

★写真 p8.jpg ワンバック選手の右に置かれているのが金メダル!
ワンバック選手の右に置かれているのが金メダル!

次のページ
日本からの参加者は今回のOpenWorldにどんな印象をもったのか

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
週刊DBオンライン 谷川耕一連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/4286 2012/10/12 15:08

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング