GMOグローバルサイン・ホールディングス(以下、GMOグローバルサイン・HD)は、国産のIaaS型クラウド「GMOクラウド ALTUS」の「Advanceシリーズ」を9月30日より提供開始した。

GMOクラウド ALTUS Advanceシリーズは、「クラウド担当者の概念を超えるIaaS国産クラウド」をコンセプトに開発された新しいクラウドサーバーサービス。高性能なストレージを搭載し、中小企業でも導入しやすい価格に設定しているという。また、導入から定期運用まであらゆるフェーズに対応した60種類以上のマネージドサービスメニューを提供しており、スポット利用によりコストを抑えながら、サーバー運用における人員不足も解消できるとしている。
同シリーズの特長は以下のとおり。
- トップクラスの速度:既存シリーズと比較してスペックを3倍以上向上させ、ストレージ速度も国内の主要企業が提供する国産クラウドと比較して高い水準を維持。高速かつ安定したパフォーマンスで、ビジネスの成長をサポートする
- 国産クラウドマネージド提供数No.1:GMOクラウド ALTUSは、あらゆる運用フェーズに対応するマネージドサービスメニューを約60種類以上提供し、国産クラウドにて提供数No.1を獲得。コストを抑えながらスポットで利用できるようにするため、マネージドサービスを細分化して提供している
- 24時間365日の技術サポート体制:無料で24時間365日の有人技術電話サポートを提供することで、導入後も安心してサーバー運用ができる体制を構築。また、有料の専用電話窓口や技術者直通のメールサポートを24時間365日提供するプレミアムサポートも用意している
- 利便性を追求した再販専用ポータル:同社と直接契約した顧客向けの「ALTUSポータル」をはじめ、再販パートナー向けの「再販パートナーポータル」、エンドユーザー向けの「テナントポータル」も用意。3種類のユーザーインターフェースにより、再販パートナーの管理コスト削減に貢献する
同シリーズは、vCPU・メモリとボリューム、グローバルIPアドレス(任意)を基本構成としており、その他にも機能・オプションが用意されているという。サーバープランは122種類あり、最大vCPUは32コア、最大メモリは256GiBの様々なプランを揃えているとのことだ。また料金体系については、サーバーリソースは1時間単位の従量課金だとしている。

さらに同シリーズでは、OpenStackをベースとしたハイパーコンバージドインフラストラクチャー(HCI)である「Virtuozzo Hybrid Infrastructure」を採用したことで、リーズナブルな価格、管理コストの低減、柔軟性と信頼性という様々な要件を満たし、パフォーマンスとサービスモデルを向上できたという。
【関連記事】
・GMOサイバーセキュリティ byイエラエ、ホワイトハッカーチームが「DEF CON 33」で3年連続世界一位に
・ALSOKとGMOサイバーセキュリティ byイエラエ、物理&サイバーのセキュリティ診断サービスを開始
・SplunkとGMOサイバーセキュリティ byイエラエ、CSIRT向けSOC評価・改善サービス提供
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア