ブラックラインは11月19日、東京建物が、経理の業務基盤として「BlackLine」を導入し、決算プロセスの可視化と標準化を推進していることを発表した。
東京建物は、事業拡大や人材流動化に伴う経理業務の複雑化や属人化リスク、業務負荷の増大といった課題を抱えていたという。2021年8月からBlackLine導入プロジェクトが始まり、2021年度決算から運用を開始している。
導入モジュールはタスク管理であり、決算業務の進捗や関連情報の一元管理を実現。属人化とブラックボックス化の解消、業務負荷軽減によるリソースの高付加価値業務シフトが主な導入目的となる。
同社経理部では、経理業務の透明性向上や担当者間の状況共有によって相互サポート体制が実現。これにより、限られたリソースをより付加価値の高い業務へ集中でき、グループ全体の持続的成長とガバナンス強化に貢献しているとした。
東京建物 執行役員経理部長の三縞祐介氏は「今後もBlackLineを活用し、経理業務の高度化と長期ビジョンの実現を目指してまいります」とコメント。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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