「Trend Micro Deep Security as a Service Provided by SCCloud」は、サーバのセキュリティ対策に必要な複数の機能を提供するクラウド型の統合セキュリティサービスになる。管理サーバの構築をする必要がなく、クラウド上で提供する管理サーバにログインするだけで、セキュリティ設定の変更やログ管理を行うことができる。
このサービスを利用することで、サーバのセキュリティ対策に有効な多層防御を実現し、脆弱性を狙う攻撃コードをネットワークレベルでブロック、自動的に仮想パッチをサーバへ適用してサイバー攻撃からサーバを守ることができるという。また、このサービスは、クラウドスタイルで提供するため、管理サーバおよびユーザーによる運用・管理は不要だという。
■サービスの特徴
・スモールスタートが可能:サーバ1台、1か月から利用可能なため、特定の期間だけ稼働するWebサイトやサーバでの利用に最適。
・運用負荷の軽減:管理サーバをトレンドマイクロがクラウド上で提供しているため、管理サーバの構築は不要。また、バージョンアップや障害対応などの運用管理も必要ない。
・月額ライセンスでご利用可能:年契約などの縛りがなく、月額ライセンスで利用できる。
・柔軟なセキュリティを提供:ビジネススタイルに合わせたセキュリティ対策が実現できる。
■提供機能
(1) 不正プログラム対策:リアルタイム検索やスケジュール検索によるウィルス対策を実施。
(2) IPS/IDS:仮想パッチ技術を用いてOSやアプリケーションの脆弱性を突いた攻撃からサーバを保護。
(3) Webレピュテーション:不正なURL・サイトへの接続を防止。
(4) ファイアウォール:DoS攻撃など、不正な通信をサーバごとに制御し、攻撃を受ける機会を軽減。
(5) アプリケーションコントロール:ホスト上で実行されるアプリケーションを制御。
(6) 変更監視:ファイルやレジストリ等の変更を監視し、改ざんを早期に発見。
(7) セキュリティログ監視:OSやアプリケーションのセキュリティイベントを集中監視し、早期に発見。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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