「IDCFクラウド RDB」は、クラウド型でありながらも、高性能と安定利用を両立させる設計思想で開発されたリレーショナルデータベース。ストレージにオールフラッシュを採用した高速なデータの読み書きと物理ホストを分離したアクティブ/スタンバイの冗長構成が可能で、データベースの自動バックアップや機器の障害時は自動で切り替わるフェイルオーバー機能を備えている。
クラウド型での利用するためデータベース専用のインフラ設計や構築が不要で、システムの根幹となるデータベースのインフラ運用を事業者側に任せることができるという。ユーザーは、データベース運用開始までの大幅な時間短縮とシステム担当者の管理負荷が軽減され、サービス開発等に専念することができるとしている。
■「IDCFクラウド RDB」の特徴
- クライアントとデータベースを同一ゾーン内に配置でき約0.2ミリ秒と高速な応答速度
- ストレージにはオールフラッシュを採用し上位プランは専有物理マシンで提供
- ハードウェア障害時はフェイルオーバーによりデータベースを約90秒で自動復旧
- ゾーン内の冗長やマルチゾーンおよびマルチリージョン冗長にも対応
■「IDCFクラウド RDB」の概要
- DBシステム:MySQL Community Edition 5.7
- 冗長構成:シングル構成/Active-Standby構成(ゾーン内)
- マシンタイプ:IDCFクラウド コンピューティングと同等
- ボリューム:1GB~1,000GB(HighIOタイプは800GBまたは2,000GB)
- マシンタイプの変更:無停止でスペックアップ可能
- タイムゾーン:JST
- 文字コード:utf8mb4
- バックアップ:XtraBackupによるダンプ方式
- 提供地域:東日本リージョン1、東日本リージョン2、西日本リージョン