「EMS」は、モバイル環境のデバイスやアプリケーション、コンテンツを一元管理し、セキュリティを確保して社内システムへのアクセスを可能とするソリューション。セキュアなブラウザ、メール・カレンダー、デバイス管理、アプリケーション管理、ドキュメント連携、アクティビティ追跡など、企業のモバイル環境に必須の機能が利用できるという。
利用する機能の組み合わせにより、5つのライセンスがあり、すべての機能が利用できる最上位ライセンスでは、共有したファイルのアクティビティ追跡やダウンロードしたファイルの無効化など、安全なコンテンツのやり取りを可能にする「BlackBerry Workspaces」も利用できる。
また、国際規格「ISO/IEC 15408」に規定されるコンピュータセキュリティのための認定基準「コモンクライテリア」において、評価保証レベル(EAL: Evaluation Assurance Level)のEAL4+を取得しており、特に高い水準のセキュリティが要求される金融機関や官公庁に適したソリューションだとしている。
BlackBerry社が特許を取得している独自の技術によって、外部からの通信に対してファイアウォールのポートを開放する必要がないため、不正アクセスやサイバー攻撃のリスクを最小化し、安全なリモートアクセス環境を構築することができる。
CTCは長年、企業向けセキュリティシステムの構築をはじめ、情報セキュリティ診断、インシデント分析、セキュリティ運用サービスなどを提供しており、「EMS」の導入にあたり関連するシステムの構築やネットワークの設定変更を含めて支援する。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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