SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

デル・テクノロジーズ、日本企業のDX進捗レベルを公表 2年ぶりの調査で数値に大きな変化も

 デル・テクノロジーズは、2年ごとに実施しているデジタル変革の進捗に関するグローバル調査「Digital Transformation Index(デジタル トランスフォーメーション インデックス)」の最新結果について、新たに日本企業からの回答結果を発表した。

 本調査は、世界18カ国の大規模・中規模企業のビジネス リーダー4,300人を対象に実施され、大規模・中規模企業におけるDXの進捗レベルを明らかにするとともに、ビジネスリーダー間におけるデジタルへの期待と不安を検証しているという。各企業は下記のグループに分類される。

[画像クリックで拡大]
新たなDX曲線

 今回の調査結果では、2018年の調査以来、「デジタル導入企業」および「デジタル評価企業」の数値が、前回調査の26%(8%+18%)から47.5%(15%+32.5%)へと大幅に増加している。一方、「デジタル フォロワー」および「デジタル後進企業」の割合が、グローバルでは38.9%から16.2%(13.4%+2.8%)へと大幅に減っているのに対して、日本は2018年の72%(33%+39%)から減少はしているものの、いまだに51%(28.5%+22.5%)と、DXへの取組みが世界に比べて遅れている現状が示された。

[画像クリックで拡大]
トランスフォーメーションの阻害要因

 グローバル結果93.7%を上回る97.5%の日本企業(2018年の結果は88%)が、DXにおいて課題に直面していると回答している。

[画像クリックで拡大]
不確実な世界における行動

 新型コロナウイルスの感染拡大前における企業は、新しいテクノロジーではなく、基盤となるテクノロジーに集中して投資を行っていた。一方で、今年は感染拡大の影響により、82%という大多数の企業が、不測の事態に対応できる、より俊敏性と拡張性に優れたITインフラストラクチャーの必要性を認識している。今後1~3年間について企業が予定している投資対象の上位結果は、以下の通り。

  1. 人工知能(AI):27%
  2. 商業/産業用ロボット:23.5%
  3. 5G対応ハードウェア:22.5%
  4. サイバー セキュリティー:21%
  5. マルチクラウド:20.5%

 新たに出現しているテクノロジーの重要性を認識した上で、様々なことを学んだり問題を解決したりするために、AR(拡張現実)の利用が増えるとした回答者は79%、破壊的な事象の可能性を予測するためにAI(人工知能)およびデータモデルを活用するだろうと考えている回答者は78%、またブロックチェーンのような分散型台帳によりギグエコノミー(インターネットを通じた単発・短期の働き方と経済環境)が広がると予測している回答者は75.5%となっている。

 このような結果が出ているにも関わらず、今後1~3年間にVR(仮想現実)/ARへの投資を予定しているとした回答者の割合は9%にすぎず、AIへの投資を考えている割合は、全体の1位ではあるものの27%にとどまり、分散型台帳への投資を計画している割合は、わずか15.5%となっているとしている。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/13628 2020/11/19 19:38

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング