KDDIは、クラウドサービスのIDをひとつにまとめる「KDDI Business ID」に、「FIDO2認証」と、5つのシングルサインオン(SSO)対応サービスを追加したことを発表した。同サービスは、2月26日から提供開始している。

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FIDO2認証は、顔や指紋などの生体情報やセキュリティキーなどを利用した認証方式。スマートフォンやUSBデバイスなどの認証器に顔や指紋などの生体情報をかざすことで、パスワードレスで簡単にログインできるという。また、生体情報を利用しているため、パスワードの漏えいなどによる不正ログインのリスクを回避できる。
また、SSO対応サービスにZscaler、Cisco Umbrellaなどの5つのクラウドサービスを追加。これにより、ひとつのIDで様々なクラウドサービスを利用できる環境を実現し、「どこでも働けるワークスタイルの実現」をより一層サポートするとしている
2021年2月26日拡充サービス
- Zscaler
- Cisco Umbrella
- BizteX Connect
- Adobe Creative Cloud
- Smooth File 6
同社は、SSO対応サービスについても今後追加していくという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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