DataRobotは、5月10日付けで同社の日本法人であるDataRobot Japanのカントリーマネージャーに馬場道生氏が就任したことを発表した。同氏は今後、日本市場におけるビジネスの責任者としてすべての業務を統括するとしている。
馬場氏はこれまでに、Nuance CommunicationsやAmeliaなど、複数の米国のリーディングAIテクノロジー企業の日本法人代表を歴任。Nuance Communicationsでは、コグニティブAIや生体認証AIを、Ameliaでは対話型AIやハイパーオートメーションといったエンタープライズ向けAIソリューションやプラットフォームの日本市場における認知と普及に貢献し、約20年に渡りAIによる多くの価値創出を実現してきたという。
カントリーマネージャー就任に際し、馬場氏は「現在、世界の変化のスピードは極めて速く、その変化は企業に様々な課題を突きつけています。しかしその中にあってもAI・機械学習によって洞察・予測能力を高め、AIドリブンな意思決定によって成功する事業や企業が増えています。一部のAI先進カンパニーだけがAIの恩恵を受ける時代は終わりました。今、様々な事業においてAI・機械学習による多くの価値創出が始まっています。DataRobotはこれからもデータサイエンスにおける課題を解決し、AI・機械学習の民主化を推進するプラットフォームと、ビジネスへの知見を備えた世界最高レベルのデータサイエンティスト、そしてお客様企業のAIサクセスをサポートするサービスを通じて一気通貫でROAI(Return on AI)を実現していきます。また非営利団体向けプログラムである『AI for Good』を通じて、SDGs達成をAIによって加速させ、皆様と一緒により良い世界と未来を作ることに貢献していきます」と述べている。
【関連記事】
・DataRobot、Zepl買収でAIプラットフォームを強化
・DataRobot、島根銀行のデジタルシフトをAIで支援
・DataRobot、Snowflakeとの連携強化でAI活用を促進