サイバーセキュリティクラウドは、新たに米国で「WafCharm AWS版」β版の提供を6月1日より開始することを発表した。なお、本製品は米国子会社であるCyber Security Cloudを通じて提供されるという。
昨年の米国のサイバーセキュリティ市場は、約6.7兆円(61.93 billion USドル)にものぼり、日本と比べ巨大なマーケットが存在するという。また、AWSはクラウド市場で世界シェア47.8%を誇っており、同社の「WafCharm AWS版」についても、多くのユーザーを獲得できる見込みだとしている。
同社は、2018年9月に、米国シアトルに子会社を設立し、全世界に向けて「Cyber Security Cloud Managed Rules for AWS WAF」を販売しつつ、米国市場の進出にむけた準備とリサーチを進めてきたという。今回、日本市場で急成長している「WafCharm AWS版」が、米国においても強力な販売機会があると判断し、米国の「AWS WAF」ユーザーへ向けて提供するに至ったとしている。まずは、6月よりβ版として一部機能に絞ったバージョンを提供し、さらなる事業拡大に向けたニーズと課題の理解を深めるという。
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