DataRobotは、福島銀行が同社開発のAIを実務導入したことを発表した。
本導入は、東日本の地方銀行として初めてだとしている。また、昨年12月8日に発表した「SBIホールディングスとの戦略的資本業務提携」に基づき、SBIグループが資本業務提携する、地方銀行に対して提供されたプログラムの成果だという。
福島銀行は、この取り組みでビッグデータやAIを活用することで、従来の知識や経験に頼った営業スタイルを高度化し、データに基づく多角的な視点によるDXを推進。たとえば、AIの実務導入により、個人向け融資において、言語化できない推測的情報をマーケティングに活用し、顧客のニーズに即したタイムリーな提案が可能になったとしている。
DataRobotは、福島銀行に対し、引き続きAIネイティブな戦略的サクセスチームによる支援をおこなっていくという。
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