Adobeは9月21日（米現地時間）、2021年度第3四半期（2021年9月3日を末日とする）の決算を発表した。
2021年度第3四半期の業績ハイライト
- 2021年度第3四半期の収益は39億4,000万ドル、前年同期比22％増
- GAAPベース希薄化後1株当たり利益（EPS）は2.52ドルで前年同期比28％増。Non-GAAPベース希薄化後1株当たり利益（EPS）は3.11ドルで前年同期比21％増
- デジタルメディア分野の収益は28億7,000万ドル、前年同期比23％増。うちクリエイティブ分野の収益は23億7,000万ドルに拡大、前年同期比21％増。Document Cloudの収益は4億9,300万ドルで前年同期比31％増
- デジタルメディア分野の年間経常収益（Annualized Recurring Revenue - ARR）は同四半期末時点で116億7,000万ドルに拡大し、前四半期比4億5,500万ドルの増加。クリエイティブ分野およびDocument CloudのARRは、それぞれ98億7,000万ドル、17億9,000万ドルに拡大
- デジタルエクスペリエンス分野の収益は9億8,500万ドル、前年同期比26％増。デジタルエクスペリエンス分野のサブスクリプション収益は8億6,400万ドル、前年同期比29％増
- 同四半期のGAAPベース営業利益は14億4,000万ドル、Non-GAAPベース営業利益は18億1,000万ドル。GAAPベース純利益は12億1,000万ドル、Non-GAAPベース純利益は15億ドル
- 営業キャッシュフローは14億2,000万ドル
- 四半期末の残存履行義務（Remaining Performance Obligations - RPO）は126億3,000万ドル、前年同期比22％増
- 同四半期中に約170万株を買い戻し
本発表にあたり、同社会長、社長兼CEOであるシャンタヌ ナラヤン（Shantanu Narayen）氏は「デジタルファーストとなったこの世界で、Creative Cloud、Document Cloud、Experience Cloudが伝え方や学び、ビジネスの手法を変革し続けており、第3四半期も目覚ましい業績を達成することができました。今後もアドビは、優秀な社員、カテゴリーを創造するイノベーション力、製品リーダーシップによって大きく成長していけると確信しています。」と述べている。
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