第2回 最も基本的な構成をもつWSUSの導入手順
2007年08月07日 12:00



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 前回はWSUSが求められる背景と、それに対応する仕組みや機能の概要を紹介しました。今回は実際にWSUSを構築し、さらに更新プログラム管理を行うまでの手順を解説します。


WSUSの構築

 WSUSは以前のバージョンでも導入がとても簡単と好評でしたが、3.0はよりシンプルかつ直感的に導入できるようになっています。今回は最も基本的な構成を持つWSUSの導入を、次の5つのステップに分けて紹介します。

  • Step 1:WSUSサーバ導入要件を満たすためのコンポーネントを構成する
  • Step 2:WSUSサーバを導入する
  • Step 3:WSUSサーバを構成する
  • Step 4: コンピュータグループを作成する
  • Step 5:WSUSクライアントを構成する

 なおWSUSサーバはWindows Server 2003(SP1以降)またはWindows Server 2008に導入できますが、今回はWindows Server 2003上に導入するケースを解説します。

Step 1:WSUSサーバ導入要件を満たすためのコンポーネントを構成する

 WSUSサーバのインストール前に、事前に導入しておかなければならないコンポーネントが5つあります。

  • Windows Installer 3.1以降
  • IIS 6.0以降
  • Microsoft .NET Framework 2.0
  • Microsoft管理コンソール 3.0
  • Microsoft Report Viewer 2005再頒布可能パッケージ

 ただしWindows Installer 3.1に関しては、Windows Server 2003 SP1以降に標準搭載されているので、インストールを省略できます。

IIS 6.0の導入

 最初にIISをインストールします。

  1. コントロールパネルから[プログラムの追加と削除]を開きます。
  2. メニューから[Windowsコンポーネントの追加と削除]を選択し、「Windowsコンポーネントウィザード」を起動します。
  3. コンポーネントの一覧から[アプリケーションサーバー]を選択し、[詳細]ボタンをクリックします。
    図01
    図01
  4. [ASP.NET]にチェックを入れます。自動的に、[インターネットインフォメーションサービス(IIS)]および[ネットワークCOM+アクセスの有効化]にもチェックが入ることを確認します。
    図02
    図02
  5. [OK]ボタンを何度かクリックし、インストールを開始します。環境によってはインストール中にOSのメディアを求められるので、その場合は指示に従って挿入します。
    図03
    図03
  6. インストール完了のメッセージが表示されるので、[完了]ボタンをクリックします。
    図04
    図04

Microsoft.NET Framework 2.0、Microsoft管理コンソール3.0、Microsoft Report Viewer 2005再頒布可能パッケージの導入

 残りの3つのコンポーネントは、いずれもMicrosoftダウンロードセンターから入手できます。32bit(x86)用と64bit(x64)用で異なるモジュールが提供されているものもありますので、注意してダウンロードしてください。

 なおOSがWindows Server 2003 R2以降の場合は「Microsoft管理コンソール3.0」が標準インストールされているので、再導入する必要はありません。

 ダウンロードしたモジュールのインストールは、使用許諾契約書に同意する以外、いずれもインストールウィザードを次へ進めるだけで完了します。特にインストールする順番などもありませんので、3つすべてを順次インストールしてください。


プロフィール
前島 鷹賢マエジマ タカマサ

Microsoft MVP for Virtualization - Virtual Machine

日本アイ・ビー・エム(株)に勤務。MicrosoftやVMware製品を中心としたx86インフラ環境の設計・構築に従事。特にWindowsサーバー/クライアント環境のシステム管理・監視、セキュリティ、サーバー仮想化などの分野を得意としている。
 

※各記事は筆者の個人的意見を記載しているものであり、日本アイ・ビー・エムまたはその他関連企業の見解を代表するものではありません。




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