17日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、岩手県からの要請を受けた文部科学省の依頼に基づき、東日本大震災により通信設備に大きな被害を受けた岩手県に対し、本日、超高速インターネット衛星「きずな」用の可搬型地上アンテナ2式、テレビ電話会議システム2式、無線LAN4式等とともに、通信設備の設置・運用のための要員5名を岩手県に派遣したと発表した。
岩手県災害対策本部では、固定電話、携帯電話等の通信設備が全て使えなくなった被災地(釜石市)と県庁対策本部の間の通信に「きずな」を利用したいという。
同システムが設置されれば、岩手県庁と釜石市の現地対策本部間のハイビジョンTV会議による情報共有、IP電話による情報共有、安否情報発信等が可能となる。
■宇宙航空研究開発機構(JAXA) http://www.jaxa.jp/
■通信システムについての詳細 http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0276324_01.pdf
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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