SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

国内クラウド向けサーバー市場、2019年には出荷台数は2014年の約1.4倍に――IDCが発表

2014年のクラウド向けサーバー市場は、サーバー全体の15.4%で8万8,300台

 2014年の国内クラウド向けサーバー市場は、出荷台数が国内サーバー市場全体57万台の15.4%にあたる8万8,300台、出荷金額が同4,697億円の9.8%にあたる461億9,100万円であったと試算している。

 国内クラウド向けサーバーの出荷台数内訳は、プライベートクラウド向けサーバーが27.0%、パブリッククラウド向けサーバーが73.0%。同様に出荷額は、プライベートクラウド向けが46.7%、パブリッククラウド向けサーバーが53.3%。

 また、2019年における国内クラウドサーバー市場は、出荷台数が12万3,200台、出荷金額が736億1,000万円になると予測している。2014年~2019年の年間平均成長率は、出荷台数が6.9%、出荷金額が9.8%になる見込みだという。

 なお、2019年の国内クラウド向けサーバーの内訳は、プライベートクラウド向けサーバーの出荷台数が28.4%、出荷額が49.0%、パブリッククラウド向けサーバーの出荷台数が71.6%、出荷額が51.0%と予測している。

サーバー市場のビジネス構造は複雑化する傾向

 国内サーバー市場のビジネス構造は複雑化する傾向が強まっている。具体的には、サーバーの所有者と利用者の乖離、配備モデルの多様化とその組み合せによる複雑化、処理対象となるデータ量の増加や種類の増加、これらに伴うサーバーハードウェアに求められる要件の変化などとしている。

 サーバーハードウェアに求められる要件の多様化や変化は、サーバーのシステムアーキテクチャの変化や提供形態の変化を誘発している。

 IDC Japanの福冨里志サーバーグループマネージャーは、「国内サーバー市場は成熟市場である。成熟市場でビジネスを成長させるためには他社のシェアを奪取する必要がある。シェアを奪取する上では、自社が提供する製品やサービスの競争が可能な有効市場をできる限り正確に捕捉した上で戦略/戦術を練る必要がある」と述べている。

参考資料:国内クラウド向けサーバー市場 出荷額/出荷台数予測、2014年~2019年(作成:IDC Japan)  

 なお、発表の詳細は、IDCが発行した「国内サーバー市場のダイナミクス2014年の実績と2015年~2019年の予測:クラウド化の進展」にまとめられている。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/7021 2015/07/08 14:40

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング