VTJは、OpenStackを中心とする仮想化技術に特化した独立系のテクノロジー・カンパニーで、クラウド技術に関する調査研究や、OpenStackの導入支援やコンサルティングを手掛け、通信事業社を中心に数多くの実績があるという。また、2016年2月には、主にクラウド基盤の構築と技術の検証活動を目的に「OpenStack 共同検証ラボ」の設立を発表している。
ミラクル・リナックスは、VTJとともに、OpenStackと統合システム監視ソフト「MIRACLE ZBX」や運用統合ソフト「Hatohol」を連携して、オープンソースを活用したクラウド基盤の運用監視について、共同検証を実施し、技術文書の共同作成・公開や技術セミナーなど、さまざまな協業を行ってきた。
今回の資本提携により、OpenStack関連の最新情報の収集や検証体制を強化し、VTJのOpenStack技術とミラクル・リナックスのLinux OS、および「Hatohol」や「MIRACLE ZBX」を組み合わせたソリューションやコンサルティング、サポートサービスの提供を推進していくという。