「Cloud App Security」は、標準ベンダーが提供するAPIと連携することにより、クラウド上のファイル共有並びに連携サービス、マイクロソフトOffice 365に対し、標的型サイバー攻撃防御とコンプライアンス管理を提供する。
昨年7月の提供開始以降、「Cloud App Security」は、50万もの悪意のあるファイルやURLから、 Office 365のユーザを保護しているという。このソリューションはBox、Dropbox並びにGoogleドライブのクラウドサービスを不正プログラムから保護し、コンプライアンス強化を実現するとしている。
「Cloud App Security」は、トレンドマイクロが提供する統合セキュリティ管理製品「Trend Micro Control Manager」との統合により、多層にわたるセキュリティレイヤーにおいて、コンプライアンス管理と脅威インシデントにおけるユーザ主導の可視化を提供する。
「Cloud App Security」の特徴は次のとおり。
- サンドボックスの不正プログラムの分析を用いた、標的型サイバー攻撃防御
- クラウド上のファイル共有時における、機密データの利用を可視化する情報漏えい対策機能
- ドキュメントエクスプロイト検知機能を用いた、業務ファイル内に隠された不正プログラムの検知
- クラウド上のシンプルなAPI連携による、あらゆるユーザ機能性並びにデバイスへのサポート
- 「Control Manager」との統合による、ハイブリット環境、並びにエンドポイント、ウェブ、モバイル、サーバの各セキュリティレイヤーにわたる脅威や情報漏えいに関わるイベントの一元的な可視化
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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