「Kaspersky Security 10 for Mobile」は、防御テクノロジーやシステム管理者の運用を容易にする管理機能を搭載し、モバイル端末の安全な業務利用を実現するという。
「Kaspersky Security for Mobile」の特徴は次のとおり。
・マルウェア感染や危険なWebサイトへのアクセスを防止し、モバイル環境を取り巻く脅威から保護。
・モバイル端末の紛失・盗難時には、リモートロックやデータ消去などの盗難対策機能によって業務データが漏洩するリスクを低減。
・セキュリティ設定の展開やタスク実行、ウイルス検知をはじめとするイベント通知でモバイル端末を一元管理し、管理者の運用を効率化。
機能拡張版(SP1 MR3)で拡張された主な機能は次のとおり。
・Android for Workとの連携:Google社のBYOD支援サービスであるAndroid for Workの仕事用プロファイルを作成し、管理対象のAndroid端末に反映させてセキュリティを強化することができる。例えば、仕事用プロファイル内での製造元が不明なアプリのインストールの禁止や、仕事用プロファイルから個人用プロファイルへのデータ転送を防止することも可能。
・アプリ管理用に新しいカテゴリーを追加(Android向け):Android端末向けアプリ管理の対象カテゴリーに、セキュリティソフト、辞書ソフト、インターネットストレージソフトなどを新たに追加。これまでより細かいレベルで、業務に合わせたアプリ起動の許可やブロックなどを制御できる。
・Android 6.0のサポート:Android 6.0にもサポートを拡大。