「FFRI yarai」は、従来のセキュリティ対策で用いられているシグネチャやパターンファイルなどに依存せず、標的型攻撃で利用される攻撃の特徴を複数のプログレッシブ・ヒューリスティック技術により、さまざまな角度から分析し、未知の脅威に対して高い精度で攻撃を検知・防御するという。
FFRIでは、昨今猛威を奮っているランサムウェアを含む、これまでに「FFRI yarai」が防御した攻撃・マルウェアを公開し続けてきたが、巧妙化・悪質化しているランサムウェアの感染被害が昨年から国内外で多数報告され続けている状況を鑑みて、今回のバージョンアップではDLL型ランサムウェア対策やマクロ・スクリプト対策など各エンジンのランサムウェア対策をさらに強化した。
「FFRI yaraiシリーズ Version 2.8」の主な新機能は次のとおり。
・「FFRI yarai Version 2.8」「FFRI yarai英語版 Version.2.8」:DLL型ランサムウェア対策を強化、マクロ・スクリプト対策を強化
・「FFRI Enterprise Management Console Version 2.8」:各エンジンのランサムウェア対策強化に合わせ、新検知理由を表示