SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

2015年度のDWH用DBMS市場は約40億円で前年度比35.0%増と急速な伸び――ITRが発表

 国内DWH用DBMS市場の2015年度の売上金額は約40億円、前年度比35.0%増と急速な伸びとなった。Amazon Web Servicesの高成長に加え、後発のグーグルが著しい伸びを示していることが主な要因となっている。IoTの導入の高まりなど、データ活用環境の強化に対する投資が着実に増加していることから、2016年度も同26.8%増と引き続き大幅な伸びを予想している。

 この市場を、パッケージとSaaSの提供形態別に分類して見ると、これまではパッケージでの導入が主体だったが、2015年度よりSaaSでの導入が急速に拡大し、2017年度の市場規模ではSaaSがパッケージを上回ると予測している。現在、Amazon Web Servicesの「Amazon Redshift」がSaaS市場の拡大を牽引しているが、グーグルの「Google BigQuery」も急速に売上げを伸ばしており、市場の高い伸びを後押ししている。

図:国内DWH用DBMS市場規模推移および予測・提供形態別  

 ITRのプリンシパル・アナリストである内山悟志氏は、「デジタル技術を活用したビジネスモデル革新や新規ビジネス創出への注目が高まる中、データ分析はその重要な要素となることから今後も需要が拡大すると予測されます。とりわけビジネス環境変化が著しく、要件変更が頻繁となるシステムにおいては、SaaS型のDBMSによる迅速展開が期待されるでしょう」とコメントしている。

 今回の発表は、ITRが発行した市場調査レポート「ITR Market View:DBMS/BI市場2017」に詳細を掲載している。このレポートには、RDBMS、DBMSアプライアンス、Hadoopディストリビューション、データ分析/レポーティング、データウェアハウス(DWH)用DBMS、データ・マイニング、テキスト・マイニング、ETL、データ・クレンジング、データ・フェデレーション市場の国内全45ベンダーへの調査に基づいた2014~2015年度売上げ実績および2020年度までの売上げ予測を掲載している。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/8951 2017/02/09 14:15

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング