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ヴイエムウェア、通信サービスプロバイダを支援する「VMware vCloud NFV 2.0」を発表

 発表によると、すでに本番環境で実績のあるSoftware-Defined Infrastructure(SDI)ソリューションと管理ソリューションを基盤とする「VMware vCloud NFV」プラットフォームは、サービス提供の高速化、運用効率の向上、インフラ関連コストの削減を通じて通信サービスプロバイダの収益性を改善するという。

 次世代5GやIoTへの対応に向けてネットワーク環境を進化させている通信サービスプロバイダは、「VMware vCloud NFV 2.0」により俊敏かつオープンでセキュアなSoftware-Defined Architecture(SDA)を通じて競争優位性のある最新のサービスを提供できるようになるとしている。

 「VMware vCloud NFV」は、欧州の電気通信標準であるETSI(European Telecommunications Standards Institute)に準拠した統合型モジュール式マルチテナントプラットフォーム。高度な可用性を備えたキャリアグレードのネットワーク仮想化インフラ(NFVI)に、Day 2オペレーション管理とサービス保証の機能を組み合わせることで、効果的なNFVの導入と運用を実現するという。

 「VMware vCloud NFV」により、ユーザはNFVI、仮想インフラ マネジャー(VIM)、仮想ネットワーク機能(VNF)、NFVオーケストレーション(NFVO)を含む、NFVに関するテクノロジスタックを自由に選択できる。ヴイエムウェアは、モバイル、有線、IoT、Software-Defined WAN(SDWAN)、セキュリティなどの用途にも対応できるよう「VMware vCloud NFV」の相互運用性を引き続き進化させる計画だという。

 また、最新のサービスの開発に必要とされるプラットフォームとしてだけではなく、5Gネットワークの構築の前提となる仮想化を通じて将来の5G導入に取り組む通信サービスプロバイダ向けのアーキテクチャとしての機能も備えている。

 「VMware vCloud NFV 2.0」主な特徴は次のとおり。

 ・サービス自動化:サービスの開発、提供、導入の高速化と、NFVI全体でのポリシーベースのリソース/ワークロード配分が可能。最新版には、サービス視点の高度なポリシー機能のほか、VNFのパッケージングや既存のVNFワークロードをVMware Integrated OpenStackに自動インポートする際のリソース要求などの機能を搭載。

 ・セキュアなマルチテナント:「VMware vCloud NFV」により、通信サービスプロバイダはNFVIの機能全体でセキュアなマルチテナント環境を通じた完全なサービスアイソレーションが可能になる。

 ・運用管理:完全な可視性に加え、パフォーマンスのフィードバックと迅速な修復を可能にする事前分析/予測分析によってNFVIの運用を自動化する。最新版ではVMware vRealize Network Insightsを通じて、オーバーレイ/アンダーレイ/仮想/物理の各環境で導入済みサービスを構成する全コンポーネントの完全な可視性を提供。

 ・キャリアグレードの可用性:可用性に優れたプラットフォームである「VMware vCloud NFV」は、大規模な本番環境用ネットワークのサービス継続性を向上。シンプルなインフラライフサイクル管理により、通信サービスプロバイダは運用性やネットワークの安定性を損なうことなく、アップグレードやパッチ適用をスムーズに実施することができる。また高度な可用性を支えるHA機能により、インテリジェントかつプロアクティブなHAをVNFの要件やプラットフォームの機能に合わせて実行できる。

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