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ヘッドウォータース、Microsoft Entra ID活用したハイパーパーソナライゼーション基盤を発表

 ヘッドウォータースは、Microsoft Entra IDを活用したハイパーパーソナライゼーション基盤を発表した。

 同ソリューションは、AIエージェントと生成AIを組み合わせることで、「探して選ぶ」から「託して導かれる」体験への転換を実現するとしている。また、Microsoft Entra IDによるIDベースのアクセス制御とゼロトラスト設計により、安全性とパーソナライズ精度の両立を可能にするとのことだ。これにより、AIエージェントのセキュリティおよび精度品質に懸念を持つエンタープライズ大手顧客への導入が可能になると述べている。

 従来のパーソナライズは、過去データに基づく静的な最適化にとどまり、リアルタイムな文脈理解や複雑な意思決定には対応できなかったという。

通常のパーソナライズとハイパーパーソナライゼーションの違い
通常のパーソナライズとハイパーパーソナライゼーションの違い

ソリューションの特徴

1. Microsoft Entra IDによるIDファーストのセキュリティ
  • ユーザー属性を安全に参照し、パーソナライズに必要な情報を正確に取得
  • AIエージェントごとに「Microsoft Entra Agent ID」を発行し、RBACとPIMで権限を厳格に管理
  • A2A通信やMCP連携をトークン認証で保護し、外部API接続時の秘密管理を強化
2. ハイパーパーソナライゼーション基盤
  • マルチエージェント構成(提案、検索、価格最適化、レビュー要約)
  • ナレッジグラフとRAGを組み合わせ、根拠付きの回答を生成
  • Generative UIにより文脈に応じたUIを自動生成し、マルチモーダルに対応
3. MCP連携の安全性
  • Microsoft Entra IDにより、MCPプラグインの認証・認可を統合
  • 条件付きアクセスにより、リスクベースの制御を実現
  • Azure Key Vaultを活用し、APIキーや証明書を安全に管理
4. MicrosoftのAIエージェント基盤との連携
  • Azure AI Foundryを利用し、モデル選定から評価、デプロイ、運用、フィードバック、再評価・再選定の「Agent Ops」を実現
  • Microsoft Fabricをデータプラットフォームとして活用し、ナレッジや履歴データを統合・蓄積。AIエージェントの精度を継続的に向上
  • Microsoft Copilot Studio + Azure AI Agent Serviceを活用し、業務プロセスに最適化されたAIエージェントを迅速に構築

業界別ユースケースと想定ROI

金融
  • 銀行(BtoB):RM向け顧客対応AI → 工数▲30~50%、年間数千万円削減
  • 銀行(BtoC):資産運用アドバイス → 売上+5~15%、AUM増加で数億円規模
  • 保険:代理店見積支援、請求体験最適化 → 請求不備▲20~30%、TAT短縮
  • 証券:投資提案最適化 → 成約率+10%、収益寄与数%~十数%
モビリティ
  • 自動車(BtoB):フリート管理 → 稼働率+3~5%、保守コスト▲10%、数千万円~億単位削減
  • 自動車(BtoC):安全運転支援 → 事故率▲10~15%、LTV向上
  • 鉄道:運行・保守最適化 → 遅延▲20%、保守工数▲15%、年間数億円削減
製造
  • BtoB:工程最適化・異常検知 → 段取り時間▲30%、不良率▲10%、OEE改善
  • BtoC:操作支援・メンテナンスナビ → 自己解決率+50%、サポートコスト▲20%、売上+5~10%
リテール
  • BtoB:店舗スタッフ支援(在庫・価格最適化) → 作業時間▲30%、在庫ロス▲15%
  • BtoC:顧客向け接客・ECレコメンド → CVR+10%、平均購買単価+8%、売上+5~12%

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