ヘッドウォータースは、セキュアと協業を強化し、AIエージェントを活用した監視カメラソリューションの共同開発と事業展開を加速させることで合意した。
ヘッドウォータースと子会社であるDATA IMPACT JOINT STOCK COMPANYは、セキュアと連携して監視カメラソリューションとして次の開発に取り組むとしている。
- 運用機能の高度化:AIエージェントの活用により、異常検知にとどまらず、関係者への連絡や他のシステムへの接続といった対応策の自動化にも取り組むという。加えて、運用者が音声や文字で異常を確認すると、AIが対応策を教えるシステムなど、自律型の監視カメラソリューションの構築が可能になるとしている
- 映像解析機能の高度化:LLM(大規模言語モデル)を活用した映像解析ソリューションにより、記録映像内の特定のシーンや人物を自然言語で検索可能に。たとえば、「午前5時から10時の間に歩道を歩いていた赤い服に黒いパンツの男性」「ドリンクを飲んでいる女性」「白いSUV車」などの条件に該当する映像を抽出できるという。これにより、問題発生時の事後検証や必要な情報に対して迅速な取得が可能となり、映像データの検索性が向上するとのことだ
今後、ヘッドウォータースとセキュアは、開発目標を早期に達成し、監視カメラソリューションを市場に対して早期に提供することを目指すという。また、両社の顧客基盤を相互に活用し、協業を通じて事業の成功と持続的な成長を追求していくとしている。
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